薬剤師転職ドットコムで異業種から病院転職しよう

薬剤師を辞めたい 人間関係、残業、責任の重さ…転職したい

   

管理薬剤師にいつも怒られてばかり・・・人間関係が辛く、もう逃げ出したい。
ドラッグストアでいつもお客様からクレーム。残業も多くてプライベートもない・・・
急性期病院勤務。いつも人命に直結する仕事の責任の重さが伸し掛かる・・・私なんかじゃ勤まらないよ・・・

薬剤師の方が職場を辞めたい!と思ってしまう機会は多々あると思います。
それは決してあなたの弱さや逃げではありません。誰しも持ち得る感情なのです。
まずは自分を責めず、少し落ち着いて考えてみましょう。
今の職場を離れ、新たな場所を見つける事で解決する事が良いのか。
もう一度今の環境を見つめ直し、残って気持ちを切り替えるのが良いのか。

失敗から成功へ。薬剤師を辞めたいと思ったら、そこにチャンスがあります。

こんにちは。転職コンサルタントの井上です。
今回は薬剤師の悩みを解決した事例をお話します。

薬剤師免許を手にするまでの苦労を無駄にしたくない!

 私のところに相談にくる方はいろいろな職業の方がいますが、薬剤師や建築士、保育士などであっても国家資格を持っている方は、他人より努力し仲間が遊んでいる時も我慢された方が多いです。
その中で現役薬剤師の不満は「調剤室での人間関係」や「上司、医師、お客様の無理注文」「報酬面」など様々ですが、転職相談に来る方のほとんどは薬剤師自体を辞めたいわけではなく「薬剤師資格を生かしながら現在の状況を打破したい」方が多いのが特徴です。

薬剤師の実務経験を専門転職サイトで生かす!

 後述する現役薬剤師Aさんもそうですが、現在の職場での仕事が苦しくなってくると冷静な判断ができなくなってしまい「もう無理」「今すぐ辞めたい」「あの人の顔を見たくない」というような考えが頭を占めてきます。これは何も薬剤師に限った事ではなくどんな社会人でも同様ですが、特に人命を預かる処方薬を扱う薬剤師の毎日のプレッシャーはきつく、追い詰められていく時間も短くなりがちです。
 転職サイトに登録し定期的に情報を取得する事は、現在の職場を客観的に捉えて評価し、冷静さを保ち問題を見極めやすくする効果があります。実際に転職するかどうかは、多くの情報と現在の状況を良く咀嚼してからでも遅くありません。

現役薬剤師Aさんもだんだんと追い詰められていった

 さて実際に私が相談を受けた薬剤師Aさんについてお話しましょう。
Aさんは6年制課程で免許取得したアラサー世代の女性です。
薬学部卒業後、某大学病院に隣接している薬局に就職しましたが、勤め始めて3年で違和感、5年で疲れや苦痛を感じるようになった、と言います。

 

致命的な問題1【職場に相談できる人がいない】

 「現場を省みない経営者」「責任を取りたくない上司」「上司に迎合または無関心を装う同僚」・・・通常の職場においても問題を共有してくれる、解決方法を一緒に考えてくれる人がいるという事は大事なことですが、Aさんの職場にはそれが欠けていたそうです。
お客様の処方箋に考えられない薬名が記載されていた際、上司に確認しても「医師が出せと言っているんだから出せばいい」という返事でした。
予想通りそのお客様には副作用がきつく、それを話したところお客様は「なぜ始めに言ってくれないのか?」とお怒り。医師は「余計な事を言うな」とクレームを出し、上司はヒステリックに糾弾する、同僚は知らんぷり・・・。
問題が発生した際にフォローする習慣がない職場だったようです。
 

致命的な問題2【思い通りに働けない】

 仕事を覚えると非効率だと思う部分や、もっとお客様に分かりやすく迅速に物事を運べる方法も思いつくでしょう。
ただAさんは「問題を作る人」という周囲の思い込みがきつく、提案は却下されるばかり。
与えられた仕事をこなすだけではなかなかやりがいを感じる事はできませんし、提案の却下はまるで人格を否定されたような気持ちになってしまい思い通りに働く充足感とは無縁だったそうです。
 

致命的な問題3【残業も多く昇給も頭打ち】

 狭い調剤室の中で女性ばかり、欠勤が多く人手が足りず残業、それでも報酬がAさんが目標としている年収600万を達成できるなら我慢もするのですが、8年勤務しても目標となる昇給が見えてこない・・・。焦りを感じ自分の精神が先に参ってしまうという恐れと闘う毎日だったそうです。

転職は逃げではない。人生を切り拓くチャンスである

 Aさんが私に相談してきたときは、本当に苦しそうでした。
Aさんに限らず「就職を斡旋してくれた先生」「応援してくれた両親」「一緒に資格をとった仲間」などの目を気にして「今の職場でもう少しがんばってみよう」と思う人は少なくありません。
Aさんもそういったしがらみでなかなか思い切る事ができませんでした。
そこで私がアドバイスしたのは「逃げではなくチャンスを掴む」考え方でした。
大手ドラッグストア系等の配置転換がある店舗ならまだしも、Aさんの薬局で人間関係をリセットするのは不可能と言っていいほど難しい環境です。
でもそこにばかり目を向けるのでなく「キャリアを積んで行こう」と話したのです。
薬局は近くの病院の診療科により採用薬に傾向がありますので、店舗や会社が違えば流儀も変わります。
転職で優れた流儀を学びキャリアとして生かす。
それが将来チャンスとして花開くことがある。「人間関係をリセットできる」というのは、あくまで付属物として捉えても良いですし、一石二鳥的にも考えられますが、「人間関係をリセットしたいから」転職を考えるのは、少し違うと思う、と話をしました。
それは採用面接時に必ず見抜かれてしまいます。そうではなく「もっと自分を高めたい」という気持ちを持って欲しいと話したのです。

転職サイトに登録してから自分の薬局を客観的に評価できるようになった

 薬剤師転職専門サイトの登録は無料です。
登録することで勤務地、給与、待遇、年間休日などの情報とともに色々な職場の生の声を閲覧できます。
Aさんも「辞めたい辞めたい」ではなく「こんな場所ならこんな事を学べる」「時間を生かせる」「年収を増やせる」という考えを持つことができ、それにより自分の薬局の良い点、悪い点がハッキリ見えてきた、と言います。
さらに転職の専属コンサルタントが付き、もっと専門の悩みを打ち明けて相談できるようになりました。
それにより精神的負担もずっと減ったようでした。

職業人として悩みの本質は変わらないが、キャリアは積んでいける

 薬剤師Aさんの話を紹介しましたが、転職コンサルタントとして多数の業種に関わる者としては、Aさんの悩みは一般的です。
 そりの合わない上司、過去に縛られた非効率な運用、モンスタークレーマー、見通しが悪い会社経営・・・それはどこの業界、会社でも潜在的に孕んでいるリスクであり、転職したらそれらに会わないという事はありません。薬剤師でない業種でもやっぱり同様の事例があります。しかし現代はネット情報の時代です。
リスクを徹底的に調べて少なくしていく事は努力でできるのです。専門転職サイトのへの登録はまさにその一歩と言えるでしょう。
そしてより働きやすい環境でキャリアを積むことが、長く健康に働いていくコツだと私は思います。

 - 薬剤師お役立ち情報